この日はクッチャロ湖畔に泊まるため、知床から下路で300kmを走らなければならない日だ。
クッチャロ湖は、あまり知られていないけど夕日の素晴らしい湖。これを見たいがためにほとんど一日中移動だけの日を作ったのだ。雨が降ったら終わりなのに、よーやる。
道はこんな感じ。下路で300kmといったら、本州ならば死にそうになるが、ここではほぼ信号もないためずっと70キロで走れるので楽と言えば楽だが、それでも300kmだ。
道程の朝からの説明になるが、まず、知床を出てすぐの斜里の付近で「天に続く道」というのがある。こういうのも北海道ならではなので、とりあえず立ち寄りたい。
せっかく網走を突っ切って行くので、網走監獄が見たいとの家族の要望で来てみた。先を急ぐので門だけ。
実は、娘にナビを頼んだら現在使われている網走刑務所に案内され、囚人たちが草むしりしているところを突っ切って、門番に追い返されたという経験をしてしまった。全然フレンドリーなところじゃなかった。
アイヌから神威と名付けられただけあり、こちらはちょっと壮観だ。ただし、ここを上手く写真で表現するのは難しかった。
この辺りから雨は本格的に降り始めてしまった。
クッチャロ湖畔のコテージ着いた頃には結構な雨で、せっかく楽しみにしていたクッチャロ湖の夕焼けを撮る企画は無しかあ・・・・と僕の晴れ男パワーのぼんくらさを嘆いた。家族も
「おとーさん、晴れ男パワーはどうしたの?」
と微妙に責めてくる。がっかりしてしばらくコテージでゴロゴロしていると、なんと外には虹がかかっているじゃないですか。
「おとーさん、すごい!!」
おお、神よ!
刻々と雲と夕日の状況は変わり、写真の雰囲気も結構変わる。
今回はHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRという標準ズームで撮影した写真のご紹介だったが、次回は同じくクッチャロ湖の夕空を超広角レンズHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRにて写したものをご紹介したいと思う。
随分と雰囲気が違うので、同じ場所の夕焼けでもそれはそれで楽しんでいただけるかと思うのだが・・・・・
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