2021年11月27日土曜日

秋の中華街の気持ち良さはサイコーだ smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

 この季節に中華街で美味しいものと言えば、上海蟹。これはですね、グルメな人でもあまり食べたことがない食材かも。

上海蟹を食べたことがあっても

「えー、上海蟹~?」

というネガティブな反応が返ってきたりする。多分、美味しい上海蟹を食べたことがないのだろう。ここ中華街で食べると、本当に美味しいものが食べられるので、お勧めだ(もちろん、お店によってもその良否はあるとは思うけど)。

中華街の写真は良く掲載しているので、今回は少し雰囲気を変えた現像してみた。

こういう現像は結構好きなのだけど、やり過ぎは禁物な手法だ。


で、こいつが上海蟹なのだが、生きたまま老酒に漬けたものを生で食べるというなかなか贅沢なもの。先日は上海蟹にネガティブな友人を連れて行ったのだけど、かなり感動していた。ちなみにこの子は雄なので、ミソがたっぷり入っていた。メスは卵を食べるため。




2021年11月20日土曜日

K-1にとってのラスボスレンズ HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW で写す秋のヨコハマ

 PENTAXのAPS-C機にとっては、ラスボスレンズと言えばsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedというのが定番だったけど、僕はK-1を買って、色々なレンズを試してみて確信するのが、K-1にとってのラスボスレンズは間違いなくHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWだろう、と思うようになっている。

だが、この大きな重いレンズをK-1に取り付けて、長時間街を歩き回るのはなかなかしんどい。僕もよーやるわ、と一日に何度もため息とともに思うのだけど、このレンズの素晴らしさの体験には代えられないものがある。  

ここは港の見える丘公園の有名な見晴台のすぐ近く。女の子が駆け込んだ瞬間を逃さずにシャッターを切ることができ、お気に入りの写真となった。

この写真のポイントは、女の子の影がキリコの絵のような効果を出しているところかと。



このレンズの深みのある奥行きと色合い。そして耐逆光特性。


ここは横浜の港の見える丘公園だけど、夕日にきらめく全てのものたちをこのレンズに収める瞬間の快感よ。

2021年11月15日月曜日

ヨコハマ散歩 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

 さて、コロナも(一時的に?)超下火になり、ワクチンも2回打ったので友人N氏と久しぶりにヨコハマ撮影会をして、飲み食いしてきた(こちらが主眼か?)。

今回のレンズはsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL LimitedとHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWの二つ。

まずはsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedの準広角レンズから。

このレンズ、APS-C機に取り付けると超絶すごい標準神レンズになるんだけど、K-1(フルサイズ機)だと31mmの準広角なのよね。って、別に超当たり前のことを書いているけど、スナップシューターとしてかなりの実力を発揮してくれるレンズだ。

まあ、つかみとして。


しかしその準広角具合が絶妙なんですよ。ちな、ここは象の鼻という場所。何でこういう名前なのかは、行ってみた人が分かるようになっているのだった。

この日は、晴れ男パワーをまたも炸裂させて、これぞピーカンというお天気。

2021年11月3日水曜日

ノルウェーの森(NORWEGIAN WOOD)の勘違い HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

 僕は村上春樹の小説が好きで、その中でもノルウェイの森はトップ3に入るほど好きな小説だ。この小説、人によってかなり好き嫌いが分かれるみたいだし、嫌いだという人の気持ちも良く分かる。何せ・・・・内容が病んでるし、暗いものね。

でも、香り立つ文体が際立っているし、暇で読む本が他にない時にはつい手に取って読み返してきたため、これまで50回ぐらいは読み返したと思う。読み返すたびにその重層的な中身と文体に感動を新たにしたりするのであった。

そのイメージソングとなっているノルウェイの森、良い曲ですよね?

僕はこの曲、ノルウェイの森に静かに降る雨を歌った曲であるとずっと思っていた。目を閉じれば、僕が上高地で写したこんな情景が浮かんでくるのだった。



ところが、だ、この「ノルウェイの森」という題名は全くの誤訳である、ということを皆さんはご存じだっただろうか?もしもノルウェイの森、という日本語訳ならば、NORWEGIAN WOODではなく、NORWEGIAN WOODSとなるはずだ。もっと言えば、Woods in Norwayか。

ということは、どういうことか?

ノルウェイの家具もしくは木材、というほどの意味らしい。

な・・なんだそれ?

しかも、本当は題名をknowing she would(やらせてくれそうな女)」としたかったところ、大アイドルグループには相応しくない題名だと判断され、「NORWEGIAN WOOD」と韻を踏んだ題名に変更したとか、しないとか。

その題名の誤訳さに驚いたので、その歌詞の内容を調べたところ、二度ビックリ。ノルウェイの森に静かに降る雨のことなんか歌っていないじゃないですか。どころか、超俗っぽい内容だ。

この歌の訳は色々な説があるのだが(英語圏の人の間でも論争になるほど難解らしい)、僕はこの英語の先生の訳が一番納得感があったので(きちんとした文法解説あり)、こちらがどうやら最もそれらしいということで、ここに転載させて頂いた。