2020年3月11日水曜日

中華街応援ディナー in 徳記(池波正太郎絶賛の) smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited @ K-1

コロナ騒ぎで今はどこも大変だけど、特に中華街が風評によって困窮を極めていると聞く。今は海外からの中国人などは来ていないので大丈夫だと確信しているため、この度応援ディナーへと行ってきた。

先日読んだ、池波正太郎の「散歩のとき 何か食べたくなって」という名グルメエッセイでの「横浜あちらこちら」編にこの「徳記」という店が感動とともに紹介されていたのだ。
とは言えこの本は昭和50年頃書かれたものなので、本で紹介された多くのお店はすでに無くなっていたり代替わりして味は変わっているとは思うのだが、このお店は現存しており美味しかった。これまで横浜に住んでてこのお店を知らなかったのは実にもったいないことだったとほぞを噛んだ次第だ。

今回は、身軽にK-1へsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedという名玉レンズを一つだけ付けて中華街へ繰り出した。
このレンズ、ラスボスと言われているだけあって、何やら味わいのある写りとなっているではないか、と自己満足に浸れるのだった。
徳記へ行きたければ、まずは関帝廟を目指そう。
関帝廟へ向かって左後ろが下の写真のような路地となっていて、看板を確認できる。



かのエッセイではこの看板のあった場所が写真で載っているのだが、それを見ると昔は何とも小汚くて貧乏くさい路地だったのだなあ、と感慨深い。今では、まあ普通の路地だけど。

お店に入ると、やはりお客さんはやや少ない。
しかし、料理は本当に美味しいものばかりだった。
下の料理など、みんなで悶絶しながら食べたエビの唐辛子炒め。
広東料理と言いながら、あまりに辛い料理が多いのが特徴。純広東料理??

こちらの名物料理がこの豚足ラウメン。豚足というのがこれほど高貴で美しい味の料理とは。いやいや、参りました。
箸でほぐれ、口の中で骨が崩れていくトロトロの豚足。スープ(たれ?)も上等なフカヒレ並みの美味しさ。
麺がまた、パスタのリングイーネのような歯ざわりと香り高さ。素晴らしいです。

食後、中華街をそぞろ歩き。
人がいません。

今はまだ20時。
メインストリートは普通、人とぶつからずには歩けないほどですが、この状況。
今、中華街は皆さんの応援を求めています。

いや、本当にこれ、20時の写真なんですって。日曜日の。
って、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedは味のある写りだわ。そんなことで少し気持ちを明るくしないと、気の毒過ぎる光景である。

いつも中華菓子を求める美味しい聘珍楼のお菓子屋さん。
ここも大混雑なお店ですが、この状況。

31㎜の画角。いつもながらこのレンズ、絶妙だね、しかし。

横浜スタジアムからみた日本大通り。
ガラッガラで真夜中みたい。

横浜市庁舎や関内駅方面。
この画角でこの雰囲気を出せるこのレンズ。やはりスナップで使いこなすと良い仕上がりになるなあ。人いねーしw

市営地下鉄関内駅ホーム。
人がいねー・・・・・。なんかの映画みたい。

僕の応援する大好きなお店や旅館や旅行会社やそこで働く人々。
絶対倒産しないで!
そう祈るばかりです。

今回は戦争や大震災級の異常事態です。耐えて!みんな。
これから少しずつ、応援を開始します。
(3/29 この記事を書いた頃は、日本は抑え込みに成功しつつある、という認識でした。しかしどうも最近はそう楽観的ではないな、という認識に変わってきました。応援の開始、というのはまだ様子見の方が良さそうです、悲しいことに。)


              

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