僕はこの車にすでに15年以上乗っており、もはや旧車というに近いのですが、この車には新型のBMWよりも自慢できるポイントが二つほどあると思っています。
その一つがBMWの3L直列6気筒エンジンです。直列6気筒と言えばBMWの代名詞だったほどのエンジンですが、今や高効率化という世間の波に抗しきれず4気筒ターボというエンジンにほとんど置き換わってしまっています。つまり、直6ってのは希少車になりつつあるのです。このエンジンの吹け上がりの気持ち良さたるや、あなた、素晴らしいものです。15年間ずっと(今でも)感動し続けるほどのものなので、始めはちょっと高い車だったけど本当にこの車を買って良かったと心底思わせるものがあります。長く乗ることで、結局は減価償却的に安い買い物をしたことになっています。
もう一つだけ自慢できるのが、クリスバングルの真骨頂とも言えるアバンギャルドなデザインです。発売当時はあまりにも奇抜で賛否両論があったようですが、今となっては古さを感じさせない、今でも斬新なデザインを保っていると思っています。
彼のことをご存じない方は、クリスバングルがデザインした車特集、というのがあるので、こちらをご覧あれ。驚くべき天才が作ったデザインであると感じていただけるかと
さて、今回は愛車を存分に、格好良く写すことについて考えてみたいと思います。
愛車を写す、となると愛車にだけ目が行きがちですが、背景がとても大事です。これはスゲー背景だ、というところまでドライブして行きましょう。
そして、その背景と一緒に愛車を写すために、超望遠レンズを使って圧縮効果を出したいところです。超望遠レンズというと、200㎜クラスのレンズでありまして、ここでは30~40mぐらい離れて撮っています。。ペンタックスのフルサイズクラスで超望遠と言うとTAMRON SP AF70-200mm F2.8 (IF) MACROとか、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWとかです(もっとすごいのもありますが、本日は割愛)。僕は、ここではタムロンのレンズで写しています。タムロンの方は安いというのが最大の利点でピントリングやフォーカスリングのタッチがちゃちくて少しイラっとしますが、写りは何気に結構良いです。
後は構図なのですが、下のPHOTOGRAPHER'S EYEという本がすごく勉強になりました。構図の持つ力の流れを意識する、ということが愛車の撮影でも非常に大事であることが分かります。
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