2021年12月31日金曜日

「PENTAX道場」にて、免許皆伝!! HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW

 やりました!!

PENTAXのファンであればご存知であろう、「PENTAX道場」にて免許皆伝を頂きました。

PENTAX道場といえば、実に格付け基準が厳しく、応募作の多くが門前払い!!という評価となっています。応募作全てが門前払いという時もあるぐらいでちょっとドン引きな気分になるぐらい多くの作品が容赦なく評価されている。PENTAXが運営する公式サイトで、PENTAXユーザーが応募してきた作品をここまで辛口に評価するか?と常々思っており、これに応募することをずっとビビっていいたのです。
なにせ、私も一応こういうブログを運営しておりまして、これで「門前払い!!」という評価では、泣くに泣けない。フォトコンへの応募ならば、人知れず落選になるだけなので気が楽なのだが、PENTAX道場への応募では公開評価なので門前払いが全国に知れ渡ってしまう。門前払いならば、掲載しないでおくれよ、とお願いしたいところだが、PENTAX道場ではそうはいかない。マスター黒野は門前払いになった、というレッテルはずっとついて廻りそうで怖かったのです。そんな僕の小心さを誰も攻めれないだろう。

それでもそろそろ道場の門を叩いてみたいという欲求が恐怖に勝り、ついに応募することになりました。

これが、その作品。以前ブログにも載せたけど、港の見える丘公園辺りを散策しながら撮影した秋の一風景です。12月のお題、「シルエット写真」へ応募しました。


結果、いつもは厳しい新納翔先生から、思いもよらぬべた褒めに近い論評を頂きました。
あまりにうれしいので、論評の全文を以下に転載します。

今回のお題は、シルエットをうまく活かしつつ、それをどうやって自分の作品の中に落とし込むかがポイント。どのお題もそうですが、あくまで自分の世界観を残しつつ、課題を取り入れていくという姿勢が必要です。お題の為に撮るのではなく、「普段撮っているものの延長にたまたま課題の写真があった」というのが理想ですね。

その点から見て、この作品は本当に素晴らしいと思います。太陽にきらめくススキの穂を撮影しているところに偶然入ってきた女の子、さらには奥からやってくる車と一つの画面内に様々なドラマが共存していて実に絶妙なバランス。それらが自然調和してとても深い作品になっています。ここでシャッターを押せたことは本当にお見事!

2021年12月29日水曜日

超広角で写す夜景 HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

 K-1を持つなら、どうしてもこの大三元の一つである超広角レンズは所有しておきたい。重いしデカいが、海外旅行のお供にはどうしても欠かせないレンズとなっている。

このレンズで何を写すかと言うと、眺めの良い広い景色、ではなく、情報が密に詰まったような都会を写したいところだ。


この日は友人と僕の娘を交えて電通ビル最上階の飲み屋で飲んだのだが、彼が持ってきたレンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。僕のこの超広角レンズの方が、このようなビル群を写す狙いにピッタリとハマったのは言うまでもない。

2021年12月23日木曜日

ダラダラとレインボーブリッジだけを写す、の巻 HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR & HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

 お台場に所要で出かけた帰り道、友人と待ち合わせてレインボーブリッジを撮影してきた。

K-1に取り付けるために持って行ったレンズはHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRだったが、やはり盛大に重い。重いのだが、こういう仕事のついでにカメラを持って行く場合はキャスター付きバッグが重宝する。これだと、歩き回るのは実に楽である。


しかし、やや遠方から超広角レンズを使ってレインボーブリッジなどを撮影すると、上のようにちょっと構図が面白くなると良いのだが、余分なものが写り込んだり、やたら空が空白となってすっからかんの写真となる場合も多い。

もしもそうなってしまった時は、下の写真のように思い切って上と下をクロップしてしまうというのは、超広角において有効な手段だ。これによって、気の利いたパノラマ写真のようになるのだった。

ただっ広い場所での超広角レンズ撮影にはすぐに飽きてしまい、途中から、友人が持っていた大三元標準レンズであるHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRと交換してもらう。これだと70㎜までの望遠が使えるので、こういった景色では汎用性が高い。


結構寒い中、ダラダラとダベりながら時間を過ごして、やっと夕景となってきた。こうしてレインボーブリッジだけを写していくのも芸がないといえば芸がないのだが、ゆったりとした時間を楽しんで、日差しの移ろいをカメラに収めていくのも良い時間の過ごし方じゃないですか。

ところで、どうしてこんなところに自由の女神があるのだろう。ここお台場には実物大ガンダムもあるので、自由の女神があったって良いじゃないか、という理由か?

2021年12月14日火曜日

準広角単焦点レンズで撮る横浜夜景 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

 中華街でシコタマ紹興酒を飲んで、ゆったりと遠回りをして家路につく横浜の夜はとても気持ち良い。そんな時に選んだレンズはsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited。以前は(今も?)ラスボスレンズと呼ばれた名玉である。

このレンズはフルサイズのK-1に取り付けると準広角レンズとなるのだが、やってみると分かるけど、この画角の単焦点1本だけで夜景を切り取っていくのは結構難しい。下手をすると、すっからかんの絵面になったりする。

だから、構図についてはきちんと考えてシャッターを切りたいところである。僕のここでの構図が言うほど素晴らしいものになっているかどうかはさておき、僕は構図というものをこの本「PHOTGRAPHAR’S EYE」で学んだ。ちょっと高い本だけど、本当に目から鱗が落ちるような本であり、

「構図とはこうでなければならない、何故ならば・・・・」

ということが理論的に手に取るように分かるようになっている。この本の写真のレベルも、文章の読みごたえも申し分ない。

                     


今回、横浜の夜空も印象的なイメージになるよう現像してみている。