2017年12月24日日曜日

HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR の再考察

僕は色々とレンズを買ってきましたが、基本的に資金が潤沢にあるわけじゃないので、欲しいレンズを買いたいときは、これまでお気に入りだったレンズもフルサイズではあまり使えないとなればすぐに売って、欲しいレンズの購入資金に充てます。
さて、現在K-1用に所有しているレンズと言うのは以下の通りです。

HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR
TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO
という大三元レンズ。
そして、
smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited
smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
というペンタックスの至宝というべき二つの神単焦点レンズです。

さて、上記レンズラインナップをみて、ペンタックスレンズに詳しい方は何となく感じちゃうかもしれないんですが、K-1の標準レンズと言われているHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR以外のレンズは非常に特徴的です。反して、HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRはナチュラルである(というか、「うーん・・・どうなんだろ?」)、というレビューが(きちんとしたレビューをするブログでも)多いですね。僕もその評価は分からないでもないのです。

それで最近、
「標準領域の単焦点はsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedとsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedがあるし、素晴らしい広角レンズであるHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRとも結構画角が被っているので、もしかしてHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRなんていらないんじゃなかろうか?」
と思うようになってきたわけです。
いっそのこと売ったろか? と。


 で、どうしようかなあと思ってこのレンズをK-1本体にガシャッと嵌めて、しばらくまじまじと眺めていたんですが、このレンズ程K-1に似合うレンズは無いな、と改めて確信したわけです。どんだけ格好良いんだよ、と。
美しく輝く巨大な口径レンズ。マウント部からスラントして太くそそり立つ迫力。黒く美しい、手触りの良いレンズボディの質感。
(現物の迫力と格好良さは、下の写真からは全く伝わらないと思います)

  そういう外観の話はどうでも良いとして、写りに関してもつくづく感じ入ったことがあります。このレンズ、ある意味唯一高性能レンズの中でK-1の性能と特性をそのままいかんなく発揮させることを目的として存在しているのではないかと言うことです。確かに強い特徴はないです。でも、以前旅行した時の写真を見返しても(今回はベニスに行った時のものを掘り返してご紹介してます)、本当にかっちりと期待を裏切らない地味な、でも高度な仕事をしているのがこのレンズだったな、と改めて思うのでした。
4Kディスプレイでまじまじ見ても、隅々までとてつもない高精細さを発揮してます。





そうです、これがK-1の性能の素晴らしさをナチュラルに感じたいときに使うべきレンズなんだろう、と最近強く思っています。

海外旅行に1本だけK-1用に選ぶレンズとしては、そりゃあこれだよな、とゆるぎない評価を与えて良いのではないかと最近改めて思っています。
やっぱり、売るのは止めます。って、考えてみれば当たり前ですが。

 

2 件のコメント:

  1. レンズは迷いますよね。僕は28-105を選んでしまったのですが、普通に考えれば24-70だったかなぁ?とは思いました。
    でも28-105も思いの外良いんですよ。これは・・DFA☆24-70が出るまでこれで保たせようとと決心しました。その代わりに持っていなかったFA limitedを買い増しました。15-30はマストなのは言うまでも有りませんよね。(笑)

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    1. こんにちは。
      28-105mmは持っていないのですが、評判はかなり良いようですね。このレンズプラスFAリミテッドを持つ、という選択は賢いものだと思います。15-30があれば、特に24-70を持つ必要はないと思っています。

      ただ・・・☆24-70mmなんて出るのかなあ・・・・という気はしているので、待つよりは買ってしまう、というのも手だと思いますよ(笑)

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