なんか、更新が間延びしてますね。
僕も普通のサラリーマンなので、そうそういつも写真を撮りに旅行に行っていないもんで。しかもずっと雨でしょ?
こんな時は、家にこもって映画でも見るに限る。
で、先日観た映画ですごく良かったのが
「そして父になる」(リンクは予告編)
です。
愛する息子が6歳になった時に、生まれた病院での取り違えが発覚して、本当の子供と交換しよう、というお話。福山雅治はエリートサラリーマン。本当の子供は田舎の電気屋で育っていた。
内容が素晴らしいので特にこれ以上言うべきこともなく、観てちょうだいってだけだけど、出演している人たちが皆さん本当に上手い。
とにかく、福山。あれほどのミュージシャンで格好良くて、それで演技が感心するほど上手いとくれば、人間とは改めて不公平に作られているものだと痛感せざるを得ない。
以前「太陽がいっぱい」を家族で観ようということになり、娘から
「お父さん、アランドロンってどんな人?」
と訊かれ、
「まあ大昔の有名な二枚目だな。今の基準ならお父さんの方が二枚目じゃねえか?w」
と大口を叩き、映画が始まったとたんに瞬殺され、家族から爆笑されたという苦い経験がある。だから今回は福山より格好良いという大口は口が裂けても言わなかった。というか、明確に負けているリストにアランドロン、阿部ちゃん、もっくんの次に名前が増えただけだった。
閑話休題
三丁目の夕日のようにわざとらしく観客を泣かせる号泣エンターテイメントも大好きなんだけど、この映画はぐっと渋く、無理に泣かせようとはしない。だからこそ映画が終わっても、ずっと家族の無言の時間が長く続いて胸の中に塊が残る、そんな映画。
「私が6歳の時に取り違えが分かったら、向こうの子供と交換してた?」
と、娘は訊く。
「いや、するわけないさ。」
と即答したんだけど、よく考えたら違うよね。
あちらの家族と面会したときに、君があちら側にいるんだよ。
その時に、
「ああ、あれがうちの子だ」
って確信するはずだ。その君と、これまで愛情をもって育ててきた子供とを交換するかどうか。
感慨深い映画である。泣ける。
写真は、去年裏磐梯で撮ったものです。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRにて。
手持ち1/10でぶれないK-1の手振れ補正能力はすごいなあ、といつも。
ところで、あの映画で福山が使っているカメラ、あの人のマイカメラなんじゃないかなあ(と想像)。以前ドキュメンタリーで彼が使っているものと同じように思えたんだけど。Cのカメラというのが残念だよね(笑)。
副題 「どうして、ペンタックスのレンズは凄い写真が撮れるのか?」
横浜在住のマスター黒野です。
副題の通り、僕が大好きなペンタックスカメラ(K-1)とそのレンズを使ってどれだけ人の心に届くすごい写真が撮れるのか、ということに挑戦し続けています。
コメントは大歓迎。少しやる気が出てきます。
なお、本サイトはリンクフリーですが、著作権は放棄していません。写真検索は定期的に行っております。
もし、写真の盗用が発覚した場合の僕の対応はこちらに書いてあります。悪質な盗用(特に人物写真)には訴訟で対応いたします。→ http://masterkurono.blogspot.com/2018/02/blog-post_25.html
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僕も、この前見たばかりです。
返信削除観終わったあともずっと考える映画ですね。
happylifeさん
返信削除こんにちは。ご覧になっていましたか。
こういう良い映画を久しぶりに観ました。
ブログで紹介したくなるほどの映画ってなかなか無いものです。